今日は、3時から目覚ましにたたき起こされた。このイライラはどう表現すればよいのか分からない。だが、いつまでも、そうしている訳にはいかなかった。異常なまでもの義務感が、私を奮い立たせるた。…今日は朝刊の日だった…。「眠いねぇ〜…しゃ〜ない」とかひねくれ口をたたいて外に出て行った。
 外はまだ暗かった。ひんやり…というよりは、『極寒』と言うほうが正しいだろう。新聞社にいき、チラシを入れてみたりして、5時には配り始めていた。
 終了したのが約7時。この間、私は、またこのことと向き合ってしまった。
 春休みが始まって、もう2日ほど経つ。なんだかもうすでに『モノタリナサ』を感じる。初めはなぜかはきずかなかった。ふと、この日記のことを振り返っていた。悔しかった。この2時間、また「彼女」のことを考えるきっかけを与えてしまったのだから…。
 私は、毎日学校に通っている、普通の中学生でこの前までいた。確かに、毎日やることもなく暇で暇で仕方ないせいもあるだろう。だが、それ以上に私には、学校へ毎日のように行く『理由』というものが備わっていた。…彼女に会いたかった。それだけが強かったのかもしれない。よくは分からないが、ヘンな期待を持っていたことは確かだろう。
 その毎日のように確認できた彼女の姿…それは彼女が、病欠しているときほどの心配を持たせるように、この2時間のせいで、落ち込み気味にさせた。いつも、言葉さえは交わさぬども、元気な顔くらいは見れた。今日…いや、明日から永きにわたって、この空虚な空間を1人で過ごさなければならない…。自分では…多分耐えられない、耐えていく自信もなければ、耐えたこともない。私の中には代わりにこの空虚な時間を楽しんでくれる、いや、1日のほとんどの時間を過ごしているもう一人がいた。冷静で…いや、もっと言えば冷淡…そして、落ち着き、相手には何も悟られず、紳士的に振る舞える…昔からの憧れのかっこ良い人の姿…こんな人に成れれば彼女も…そう思ったことが幾度もあった。だが、それに近ずくにつれて、自分の求めていた、予想していた物とは違っていった。なぜなら、その裏にあるのは、その人物によって、弱体化させたれた、自分がいるのだから…。
 私はとても弱い人間になってしまった。外に出ることを嫌い、もう一人の自分に任せっきり…。何でも、そのポーカーフェイスでのりきり、自分の良いようにことを運ばせてくれる…決断力もあり、頼れる自分じゃない自分…この男が私自身なのか、そうであってくれれば良い…そうも思うが、やはり、本当の自分には逆らえない。どこかにいる、見つけられないどこかにいて、彼の行動に規制を加えている…。私は、それを見つけることができるのだろうか。そして、彼よりすばらしい人間になれるのだろうか…。そして、彼は本当に自分自身ではないのか、本当の自分こそが自分自身の望む姿なのか…結局、今の私にはわからない。とても弱い私には…。
 彼女との今の関係を当然だといまさらに思う。この優柔不断な性格、弱い人間…それに対して、彼女は成績優秀、明朗で、美麗ときたものだ、私を相手にするよりも、他にいい人がいても不思議じゃない。今まで考えもしなかったが、本当に彼女は…これ以上いうのはよそう…当然にツライことだ。他のやつに抱かれている彼女のだけは見たくない。…わがままな人間だ、私は。そして哀れでもあるだろう。こうしてこんなことを趣旨の違う日記に書き込んで、誰かに助けを求め、そして彼女ももしかしてこの日記を見ているのではないかと期待までしていた。まったくの落ちぶれようだ…。だけど私には…俺には助けが必要だ。それなしではだめになる。できる事なら彼女に助けてくれとでも叫びたい。そして…誤りたい…。
 長々とまた愚痴ってすいません、皆さん…。

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